
「外構のリフォームを検討しているけど、何に気を付けたら良いの?」と、お考えではありませんか。外構は住宅の印象を左右するだけでなく、防犯にも関わるためリフォームの内容は重要です。
そこで本記事では、外構リフォームに必要な費用や押さえておきたいポイント、そして外構のリフォームで使えるローンについてトータルに紹介します。ぜひ、外構リフォームの参考にしてください。
Contents
外構とは
外構とは、住宅の外側にある門扉やフェンス、アプローチやカーポートのような構造物を指します。なお、構造物の他に庭も外構に含まれています。
また住宅によって外構の規模は異なりますが、外構は住宅の印象を大きく変える重要なポイントです。さらに、防犯対策や暮らしやすさにも直結する場所といえます。
外構とエクステリアの違い
エクステリアも住宅の外側の空間を表すため、外構と同じ意味合いで使われることも少なくありません。
しかし、外構とは構造物そのものを指しますが、エクステリアとは門扉やフェンス、テラスなどの構造物が集まった空間のことを指しているのです。
[注意]新築の場合は本体工事に外構は含まれていない
新築の場合、建物本体の工事内容に外構工事が含まれていないことがあります。
特に注文住宅では、何もない土地へ一から建物を作るため、外構は別として考える可能性があります。今後、新築にて住宅を建てる場合には、外構工事の費用が含まれているのかどうか事前に確認しておくと良いでしょう。
【場所別】外構・エクステリアのリフォーム工事にかかる費用
まずは、外構やエクステリアのリフォームの費用がどのくらい必要なのか、場所別に紹介していきます。
場所①ブロック塀・フェンス
経年劣化したブロック塀は、地震の際に崩れてしまう危険性を回避するためにリフォームしたいと考える人は多いのではないでしょうか。ブロック塀のリフォームで良くあるパターンは3つあり、それぞれの費用相場は以下の通りです。
- ブロック塀を解体:1平方メートルあたり5,000円~1万円
- フェンスを新設:1メートルあたり基礎1万円+フェンス設置1万円~3万円
- ブロックを新設:1平方メートルあたり基礎1万円+ブロック積み1万円~1.5万円
場所②門まわり
門まわりでは、門扉や門柱の工事があります。門扉の交換のみの場合、商品のグレードでも異なりますが、10万円〜25万円ほどで交換が可能です。
一方、門扉を新たに取り付ける場合は、解体工事や塀の基礎工事を含めると、20万円〜40万円ほど必要となります。
門扉
- 門扉の交換:10万円~25万円
- 門扉の新設:20万円~40万円
門柱
- 機能門柱の設置:7万円~30万円
- ブロック門柱:5万円~10万円
- 塗り壁門柱:10万円~20万円
- レンガ門柱:10万円~20万円
- タイル張り門柱:10万円~20万円
- 石積門柱:20万円~40万円
場所③玄関アプローチ
玄関までのアプローチにかかるリフォーム費用は素材によって異なります。
- 解体整地費用:1平方メートルあたり5,000円~6,000円程
- 砂利:1平方メートルあたり2,000円~4,000円
- コンクリート:1平方メートルあたり1万円~1.5万円
- インターロッキング:1平方メートルあたり1万円~1.5万円
- 洗い出し仕上げ:1平方メートルあたり1.5万円~2万円<
- レンガ:1平方メートルあたり1万円~2.5万円
- 石材:1平方メートルあたり1.5万円~2.5万円
- タイル:1平方メートルあたり1.5万円~3万円
場所④庭・その他エクステリア
庭やその他のエクステリアのリフォームの費用相場は以下の通りです。
- 人工芝:1平米あたり約1万円
- 天然芝:1平米あたり約5,000円~7,000円
- ウッドデッキ:50万円~150万円
- サンルーム:40万円~100万円
外構をおしゃれにする時のポイント
次に、外構をおしゃれにする3つのポイントについて見ていきましょう。
ポイント①デザインを統一する
外構全体のデザインを統一すると、おしゃれに仕上がります。なお、個性的で奇抜なデザインだけがおしゃれではありません。
全体にシンプルで統一感があることで、バランスが良く洗練された空間となります。なお、外構のデザインには以下のようなスタイルがあります。
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- ナチュラルスタイル
ナチュラルスタイルでは、木や植物、花など自然のモチーフが印象的なエクステリアです。天然の素材だけでなく、人工の木や木調のアルミフェンスなどの素材からも選択ができます。
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- 和風スタイル
日本ならでは伝統的な要素を取り入れた和風スタイルでは、小さな池を作ったり、アプローチを飛び石に仕上げたりすることで、和の雰囲気を感じられる庭を作ることが可能です。
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- アジアンスタイル
アジアンスタイルのエクステリアとは、南国のリゾート地にいるようなテイストです。ヤシの木を植えたり間接照明にこだわったりすることで、リゾート地の雰囲気が味わえます。
ポイント②ガーデニングで彩る
季節ごとに楽しめる花や樹木を植えて、彩りのある外構にするのもおすすめです。シンボルツリーを植えて成長を楽しんだり、鮮やかな花を咲かせたりするのも良いでしょう。
ガーデニングはDIYで気軽に楽しめます。外構のリフォームをした後、もう少し花を増やしたい場合は、ホームセンターや花屋などで追加購入をして植えるのも楽しみのひとつとなるでしょう。
ポイント③奥行きのある空間を意識する
門から玄関までのアプローチ部分を、奥行きのある空間にすると広くておしゃれな外観となります。直線では奥行きを出せないケースでは、曲線にアプローチをデザインすると奥行きが出るのでおすすめです。
外構・エクステリアリフォーム工事業者の選び方
外構やエクステリアのリフォームの成功の秘訣は工事業者選びが重要です。もともと外構やエクステリア業界では、左官屋やタイル屋、あるいは庭師のような専門業者が対応している場合があります。会社によっては得意不得意が分かれてしまう可能性が高いのはそのためです。
そこで、外構やエクステリアのリフォームで失敗しないために、業者選びについて詳しく解説していきましょう。
実績があるかを見る
外構やエクステリアのリフォームの依頼をする前に、その業者の得意分野を把握する必要があります。
カーポートやテラス、ブロック塀の施工には「建築基準法」の内容を熟知している必要があります。そのため、建築基準法に詳しくない業者に依頼するのは、トラブル防止となるため避けた方が良いでしょう。
一方で、植栽や造園を中心にリフォームしたい場合、左官やタイル工事が得意な業者だと樹木について詳しくないケースも少なくありません。その結果、樹木が大きくなりすぎて、手入れが行き届かず近隣に迷惑をかけてしまう恐れもあるのです。
業者を選ぶ際にはホームページで実績を確認したり、問合せをして実績について確認したりするのも良いでしょう。
保証や納品後のサポートがあるか確認する
外構やエクステリア部分は、台風や雨風などの影響を受ける場所です。そのため、リフォーム工事が終了後のアフターフォローがしっかりしている業者を選んでください。事前に、加入している保険や保証内容を確認しておきましょう。
相見積をとって相場を把握する
外構やエクステリアの業者を選ぶ際、相見積もりをすることが重要となります。それぞれの業者によって、金額はもちろんですが提案されるプランも異なります。
特に外構全体のリフォームを検討している場合は、2〜3社の業者へ見積りやプランを提出してもらい、慎重に検討しましょう。
外構・エクステリア工事の費用の抑え方
次に、外構やエクステリアの工事費用の抑え方のポイントについて4つ紹介します。それぞれの費用を抑える具体的な方法を紹介するので確認していきましょう。
デザインはシンプルにする
外構のデザインをシンプルなレイアウトにすると、施工の手間が最小限となり費用を抑える可能性があります。一方で、手間がかかるレイアウトやデザイン性の高い外構にしてしまうと、材料費や施工費が高くなるでしょう。
しかし、こだわりたい部分は妥協せず取り入れることも大切です。シンプルなレイアウトでありながら、思い入れのあるデザインを採用してリフォームの満足度を高めましょう。
行いたい工事は同時にする
外構工事で施工箇所が複数ある場合は、同時に依頼すると人件費や諸経費が軽減されるケースもあります。
外構やエクステリアのリフォームでは、どの部分を施工するのかチェックしてください。そしてリフォームの希望を業者に相談し、同時に工事ができるか相談してみましょう。
可能な限りDIYで対応する
外構工事の一部をDIYすることで費用を抑えられます。例えば、砂利やタイルを敷き詰めたり、キットを利用してフェンスやウッドデッキを設置したりすることも可能です。しかし、完璧な仕上がりや耐久性を重視する場合は、専門の業者へ依頼することをおすすめします。
相見積を取り相場を把握する
外構やエクステリアのリフォームをする場合、必ず相見積もりを依頼して比較しましょう。相見積もりのポイントは、「どの業者も同じ工事内容で見積りを取ること」です。提出された見積りを比較した後、価格が安い業者を選ぶことができます。
しかし価格が安すぎる業者は、使用する部材や工事内容が適切かどうか内容の確認をしてください。
外構・エクステリア工事で使えるローンについて
外構やエクステリアで使えるローンは以下の4種類です。
- 住宅ローン
- リフォームローン
- カードローン
- フリーローン
それでは、それぞれのローンについて特徴や注意点について詳しく解説します。
住宅ローン
住宅ローンは原則的に「住宅の建築費用に限る」ため、外構やエクステリアだけのリフォームでは利用できません。
しかし新築の場合、住宅の施工をハウスメーカーや工務店に外構工事もまとめて依頼するとほとんどの場合、住宅ローンに外構やエクステリアの費用を含めることが可能です。
ただし、金融機関によっては外構やエクステリアの工事費が住宅ローンの融資対象にならない、もしくは建物を建築する業者と同一でなければ融資対象にならないケースもあるので、事前に金融機関に確認をしましょう。
住宅ローンの特徴
- 低金利
- 審査が厳しめ
- 外構工事の利用は、新築と同時なら条件により可能
リフォームローン
リフォームローンは、住宅だけでなく外構やエクステリアの工事費用にも利用ができるローンです。銀行や信用金庫のような金融機関で取り使われているので、普段利用している金融機関で検討するもの良いでしょう。
リフォームローンの特徴
- 審査時間が早く通りやすい
- 住宅ローンに比べると金利が割高
- 返済期間が短め
- 借入金額に限りがある
カードローン
カードローンでは銀行やクレジットカード、そして消費者金融などが取り扱っている個人向けのローンです。
一定の利用可能額の範囲でお金を借りることができます。ただし、外構やエクステリア工事費用にカードローンを使用する場合は以下の点について留意が必要です。
カードローンの特徴
- 借入金の利用に制限がない
- 融資スピードが早い
- 金利が高めなので借入金額には注意が必要
フリーローン
フリーローンは、主に銀行が取り扱っている個人向けのローンです。投資用や事業用でなければ自由に使えます。フリーローンもカードローンも同様に、利用可能額の範囲であれば必要な金額をそのまま借りられる点が特徴です。
フリーローンの特徴
- 借入金の利用に制限が少ない
- 融資スピードが遅い
- カードローンに比べれば金利は低めですが、住宅ローンやリフォームローンより高め
外構リフォームはポイントを押さえて業者やプランを選ぼう
本記事では、外構やエクステリアのリフォームにかかる費用や押さえておきたいポイント、そして利用可能なローンについて紹介しましたがいかがでしょうか。
外構やエクステリアのリフォームは、施工内容によってかかる費用はさまざまです。そのため、実際どのくらい費用が必要なのかは業者に相談する必要があります。
後悔しないためにも、今回紹介した内容を踏まえ複数の業者へ相見積もりを依頼してみてくださいね。


