
自宅のエクステリアのリフォームおよび注文住宅の購入を検討している人のなかには、「エクステリアには、どのような素材を取り入れればよいのかわからない」などの悩みを抱えている人も多いのではないでしょうか。
ここでは、コンクリート製のエクステリアにスポットを当てたうえで、メリットや注意ポイント、費用相場などについて解説します。
Contents
エクステリアでコンクリートを使用するメリット
コンクリートを活用したエクステリアの構築には、さまざまなメリットがあります。とくに、エクステリアの代表格でもある駐車場においては、コンクリートの活用が数多くのメリットをもたらしてくれます。
駐車場の土台・地面をコンクリートにする具体的なメリットについては以下のとおりです。
■駐車場コンクリートのメリット
・日々の手入れ/メンテナンスがしやすい
・駐車場のデザインに柔軟性を持たせることが可能
・強度が高い
・デザインを工夫することで、工事コストを節約することが可能
また、コンクリート以外にも芝生・砂利・アスファルトなどを用いた駐車場も存在します。しかしこれらの素材を使用した駐車場には、「自動車に泥が付く」や「道路を汚してしまう」などのデメリットが含まれます。
エクステリアの工事を進める際は、あらかじめコンクリートをはじめとした各種素材のメリット・デメリットについて入念にリサーチしておきましょう。
コンクリートを活用したエクステリアの工事例
エクステリアの工事を検討するにあたり、まずは他の住宅の工事例や施工例についてチェックしておくことが大切です。
ここでは、コンクリートを活用したエクステリアの工事例について紹介します。
目地のデザインを工夫する
エクステリアの土台としてコンクリートを使用する場合、あえて目地を設けるケースが多くあります。目地を設ける理由としては、外気温度の影響でコンクリートにヒビが入ってしまうことを防ぐためです。
また、近年のエクステリア設計では、コンクリートの目地をおしゃれな模様にデザインする傾向にあります。さらには、おしゃれな模様にデザインする以外にも、目地の中にさまざまなアイテムを入れたうえで、おしゃれかつ上品なエクステリアに仕上げる工夫が取り入れられています。
目地の中に入れるアイテムの具体例については以下のとおりです。
■目地をおしゃれに彩るアイテム
・エキスパンタイ
・土
・砂利
・芝
・タマリュウ
・ヒメイワダレソウ
・レンガ
・ピンコロ石
コンクリートの目地をおしゃれにデザインしたうえで、自分好みのエクステリアを表現してみましょう。
洗い出しの材料を上手く活用する
洗い出しとは、砂利や珪砂などをセメントに加えたうえで、さまざまな色合いやデザインをつくり出すことを可能とした工法のことを指します。まずは、コンクリート下地を作成し、その上から洗い出し材料を「約1.5~2.0cm」の厚さで塗っていきます。その後、コンクリートが乾くのを待った後、スポンジなどでコンクリートを拭いていくと洗い出し素材が浮き出てきます。
洗い出し素材を活用したコンクリートには、表面に凹凸が生まれるため、滑り止め効果も期待できます。また、複数の洗い出し素材を上手く組み合わせることで、よりおしゃれな雰囲気を演出することが可能です。
コンクリートを使用した工事の費用相場
コンクリートを使用したエクステリア工事の施工を検討するにあたり、まずは詳しい工事費用の相場価格について理解を深めておくことが重要です。
コンクリートを使用したエクステリア工事の具体的な費用相場については以下のとおりです。
■駐車場工事の費用相場
・スキ取り(敷地内の余分な土を除去する作業)
\400~\500/1m2あたり
・残土処分(除去した土の処分)
\1,800/1m2あたり
・土間コンクリート施工
作業内容:砕石+ワイヤーメッシュ+コンクリートコスト+施工コスト
\6,500~\8,000/1m2あたり
★合計:約\9,500/1m2あたり
※駐車場(1台分:17m2)を施工すると仮定した場合
17m2×\9,500=\161,500
■エクステリア工事TOTALの費用相場
●事例1
・施工箇所:駐車場/玄関
・商材 :メイクランド・エルドラド・クォーツイエロー、エスビックショコラコロン、カンナキュート
・TOTALコスト:\1,170,000
●事例2
・施工箇所:庭/カーポート
・商材 :メークランド【エルドラドクオーツ(イエロー)】
三協アルミ【マイリッシュ逆勾配タイプ】
・TOTALコスト:\970,000
エクステリアでコンクリートを使用する際の注意点
ここでは、エクステリアでコンクリートを使用する際の注意点について、具体例を挙げながら解説します。
コンクリートは熱を持つ
自宅のエクステリアをコンクリートにした場合、芝生や土のエクステリアと比べて、日差しの照り返しが強くなる傾向にあります。とくに夏の暑い日は、照り返しのレベルが非常に強くなるうえ、コンクリート自体が熱を持ってしまいます。
また、照り返しの強い日に、裸足でコンクリートの上を歩く行為は、大火傷やその他怪我を招いてしまう危険性があるといえます。そのため、仮に小さな子どもやペットなどと一緒に暮らす場合は、十分に注意を払う必要性があります。
再リフォームのコストが高額になる
エクステリアでコンクリートを使用する際の注意点として、「再リフォームのコストが高額になる」といった点があります。コンクリートにて舗装を行った場合、改めてリフォームする際に大掛かりな工事が必要になってきます。
コンクリートを撤去するには、再び専門業者に依頼する必要があります。また、コンクリートの撤去を専門業者に依頼するにあたり、施工時のコストと同額、もしくはそれ以上の工事費用を負担することが求められるケースも多いです。
そのため、エクステリアにてコンクリートを使用する際は、あらかじめ「再リフォームには高額なコストがかかる」といったポイントを念頭に置いておく必要があるといえます。
コンクリート製のエクステリアにまつわる概要や特徴を理解しておこう
コンクリート製のエクステリアには、「メンテナンスがしやすい」や「強度が高い」「デザインの自由性が高い」などのメリットがあります。対して、「夏には高温になる」や「再リフォームのコストが高額化する」といった注意点も含まれています。
おしゃれなエクステリアを施工するためにも、あらかじめコンクリート製のエクステリアにまつわる概要や特徴について十分に理解しておきましょう。


