
ご自宅に駐車場がある方やこれから自宅に駐車場を付ける方は沢山いるでしょうが、外観にはあまり気を配れていないという方も、中にはいるのではないでしょうか。
駐車場は工夫次第でおしゃれなエクステリアにできるため、ただの車庫として考えてしまうのはもったいないかもしれません。
この記事では、エクステリアとしての駐車場の工事やDIYポイントを解説します。
Contents
エクステリアで駐車場の工事をする際の注意点
魅力的な家にするためにエクステリアを工夫する方は少なくありません。しかし注意点もいくつかあります。ここでは駐車場を工事する際に気をつけたい点をいくつか紹介します。
駐車場スペースが扱いにくい
設計の時点では十分なスペースを確保したつもりでも、完成してみると意外と狭くかえって扱いにくくなってしまうケースがります。一般的に、駐車場に必要なスペースは幅2.5m×奥行5m。また車の大きさによっても必要なスペースは変わってきますので、基準を十分理解してエクステリアを造るようにしましょう。
・軽自動車 幅2.2m以上×奥行4.0
・普通自動車/大型自動車 幅2.9m以上×奥行5.9
車椅子がいる方は、その幅・奥行きも考慮してスペースを造る必要があります。基準は「幅3.5m以上×奥行6.0」。これらは前面に道路がある場合の数値になりますので立地によっては多少変動します。できる限り余裕をもってスペースを用意するようにしましょう。事前にシミュレーションしておくと安心です。
舗装材はきちんと選ぶ
駐車場は、車が停車できれば良いというわけではありません。舗装材も住んでいるところの環境や建物とのバランスを考えて選ぶ必要があります。一般的には「コンクリート」「アスファルト」「石貼り」「レンガ」などが挙げられます。もちろんそれぞれメリット・デメリットがありますので、そこも考慮して選んでください。
■コンクリート
もっとも一般的な舗装材です。コンクリートは駐車しやすいという点がメリットですが、一方で固まるまでに時間がかかるというデメリットがあります。完成までに1週間ほどかかりますから、余裕をもってスケジュールを組みましょう。特に寒冷地は固まりにくいので注意してください。
■アスファルト
コンクリートよりも低予算で施工できるので選ばれやすいでしょう。ただ一般住宅では使いにくいため使用する際はデメリットも十分理解しておく必要があます。たとえば「陽射しの照り返しによる温度上昇」「デザイン性が取り入れにくい」などがあります。一方でコンクリートよりも補修しやすかったり、短工期で仕上がるのはメリットになります。そのため寒冷地ではアスファルトのほうが適しています。
■石貼り/レンガ
デザイン性を重視したい場合に取り入れやすいのが石貼りやレンガです。もちろんタイルも可能です。しかしその一方でコストがかかりやすい点がデメリットになります。砂利は低予算で済みますが、車の出入りが困難だったり歩行者の足下が悪くなるなどマイナス点が目立ちます。
階段は不便になりやすい
階段は、年齢とともに不便に感じやすくなります。実際、若いときに階段を施行したものの年を取って転倒事故が多発している家庭も少なくありません。階段自体が悪いのではなく、手すりを付ける・段差を減らす・段の幅を広くするなど工夫が必要になるでしょう。
駐車場工事を依頼するポイント
駐車場工事を依頼する際に「どんなことに気をつけたら良いのか」、また「どんなところにこだわったら良いのか」ポイントを紹介します。
家の前で停車できるようにする
家から離れた場所に駐車場を造ってしまうと、住宅までのスペースが余分になってしまいます。また雨の日は家に入るまでに服が濡れてしまうといったデメリットがあります。ですから、駐車場を工事する際は家の前で停車できるようにしましょう。その際、「何台停車できるようにするべきか」「カーポートの有無」についても考えておくと◎。
雨の日でも安心して駐車できるように屋根をつける
先ほども述べたように、カーポートはないよりあったほうが便利です。車の上に屋根があることで雨の日でも安心して家まで移動できますし荷物があっても濡れずに済みます。また車に水痕がつかないので塗装の劣化も防ぐことができるでしょう。さらに、カーポートは雨の日だけでなく晴れている日でも役に立ちます。たとえ陽射しが厳しくても車内シートの日焼けを防ぐことができます。
駐車場の舗装にこだわる
駐車場を工事する時は、舗装にこだわることをおすすめします。
舗装の種類によって駐車場全体の印象や利便性が大きく変化するため、事前にプランをしっかりと練りましょう。
砂利を敷くだけであればコストを抑えられますが、水はけを良くしなければならないこととタイヤの轍ができてしまうことには注意が必要です。
アスファルトが一般的ですが耐久性に不安があり、使っているうちに表面が凹んだり禿げたりすることがあります。
コンクリートは比較的コストがかかりますが、デザインが自由でお手入れも簡単なためおすすめです。
スタイルとフェンスにこだわる
駐車場の工事においては、スタイルやフェンスにもこだわりましょう。
ガレージタイプにするのかオープンタイプにするのかによって、駐車場のみならず建物全体の雰囲気にも影響します。
自動車の保護や景観を見て総合的に判断しましょう。
また、スタイルと合わせて考えておきたいのがフェンスについてです。
ゲートを取りつけることでセキュリティ対策は充実しますが、オープンタイプの駐車場ならあえて何も立てないという選択肢もあります。
駐車場をDIYする方法
ここでは、DIYで駐車場の雰囲気を変えるアイデアを紹介します。
レンガを敷いておしゃれに変える
駐車場の地面にレンガを活用することで、おしゃれで個性的な雰囲気を演出できます。
レンガならコンクリートにするよりもコストを抑えられ、DIYでも設置が可能です。
ただし、基礎部分のモルタルや砕石等がしっかりしていないと表面が真っすぐにならず、見た目が悪くなってしまう点には注意しましょう。
基本的には、まずドライモルタルを敷き、その上にレンガを敷いてスキマに珪砂と水を撒くことで設置できます。
また、レンガは割れやすいためタイヤが通る部分は避けてコンクリートにするなど、全体のデザインを見ながら工夫することが大切です。
瓦チップの活用もおすすめ
瓦チップの活用も駐車場をおしゃれにDIYするにはおすすめです。
瓦チップとは廃瓦を砕いて作ったアイテムであり、養分のある土やたい肥と混ぜることで植物の成長に良い土壌を創り出せます。
瓦チップは色鮮やかで見た目が良く、アスファルトや砂利と比較すると低価格で敷き詰められることもあり、駐車場のDIYアイテムとしておすすめです。
アスファルとアスファルトの間などに敷き詰めることで、防草効果や消臭効果も期待できるでしょう。
駐車場をおしゃれなエクステリアにしよう
駐車場は工夫次第でおしゃれなエクステリアに変化させられるため、ただの車庫としてだけ使うのは非常にもったいないと言えます。
工事の段階からスタイルや舗装にこだわることはもちろん、現在ある駐車場をDIYでおしゃれに変化させることも充分にできるでしょう。
ご自身の予定や予算、考えに沿って駐車場をおしゃれなエクステリアに変えてみてはいかがでしょうか。


